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ル・ルー クラブサン曲集 [曲目解説]

ガスパール・ル・ルー
 Gaspard Le Roux (1660?-1707)
 クラブサン曲集 Pièces de clavessin (1705)より
  アルマンドAllemande la Vauvert
  シャコンヌChacone
  無題の小品La Pièce sans Titre
  ジグGigue

オリジナル編成:2 Clavecin
 チェンバロ:安岡厚子
 チェンバロ:笠原恒則

ル・ルーは1700年前後に活躍したクラブサン(チェンバロ)奏者、
作曲家。当時パリで高名なクラブサン教師で合ったこと以外、
その生涯についてはほとんど記録がない。

作品も現存するものはわずかで、1705年に出版された
1台または2台のクラブサンのための曲集以外は、現在
ほとんど演奏されない。

この曲集は7つの組曲、計42曲からなり、華麗なクラブサンの
響きが十分に味わえるフランスバロック音楽を代表する
傑作である。多くの曲は独奏用であるが、一部がは
クラブサン重奏で書かれている。

楽譜 IMSLP
初版 Paris: Chez Foucaut, 1705
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