SSブログ

ブクステフーデ シャコンヌ [曲目解説]

ディートリヒ・ブクステフーデ
 Dietrich Buxtehude (ca1637-1707)
 シャコンヌ ホ短調 BuxWV160
 Chaconne e-moll BuxWV160

オリジナル編成:Organ
NTコネクション編成
 チェンバロ:安岡厚子
 チェンバロ:笠原恒則

ブクステフーデはデンマークのヘルシンボリ(現在はスウェーデン領)
に生まれ、北ドイツのリューベックで活躍したオルガン奏者、作曲家。
死後忘れられた存在であったが、19世紀後半になりバッハ
研究の進展とともに、J.S.バッハに影響を与えたオルガン奏者として
ブクステフーデは再発見され、声楽曲、鍵盤楽曲を中心に
300曲近くの作品が残されている。

シャコンヌBuxWV160の原曲はオルガン独奏、Don Simonsが
チェンバロ2重奏に編曲した版を演奏する。
17世紀後半のドイツではすでに、シャコンヌは必ずしも
軽快な音楽ではなくなっており、北国の暗い光が
感じられる短調で書かれている。

楽譜 IMSLP
出版:初版1875-76年、Leipzig, Breitkopf und Härtel
2台チェンバロ用編曲2009年、PCH Publishing

共通テーマ:音楽