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ドルネル サンフォニー第3集よりシャコンヌ [曲目解説]

ルイ=アントワーヌ・ドルネル
 Louis-Antoine Dornel (1680頃-1756)
 シャコンヌ(サンフォニー第3集、第1コンセール, 1723)
 Chaconne (Concerts de symphonies LibreIII, Concert1)

オリジナル編成:Violons (Flutes,Haubois), 通奏低音
NTコネクション編成:
 フラウトトラヴェルソ:丸杉俊彦
 バロックオーボエ:藤原 満
 チェンバロ:安岡厚子、笠原恒則

ドルネルは18世紀前半にパリで活躍した作曲家、オルガニスト。
若い頃については資料がなく、現存する出版作品も1709年〜31年の
ものに限られている。

1723年に出版された器楽曲集サンフォニーによる
コンセール第3集は6曲のコンセール(室内楽曲)と
フラウトトラヴェルソ、オーボエソナタからなっている。

シャコンヌは第1コンセールの最終曲。17世紀的なイタリアの
単純な明るいシャコンヌと比べ、曲中で長調と短調が入れ替わる
複雑な構成になってきている。

楽譜 IMSLP
出版:1723年、Paris: L'Auteur, Boivin

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