SSブログ

ローゼンミュラー 3声ソナタ [曲目解説]

ヨハン・ローゼンミュラー Johann Rosenmüller (1619-1684)
 ソナタ第6番(3声のための)
 Sonata Se∫ta à3 da Sonate à 2.3.4. è5. Stromenti da Arco & Altri
出版:1682
オリジナル編成:2Violin、FagottoまたはViola( da Gamba)、Continuo
 フラウトトラヴェルソ:丸杉俊彦 バロックオーボエ:藤原 満
 ヴィオラダガンバ:白澤亨 チェンバロ:安岡厚子

ローゼンミュラーは大バッハより一時代前、ドイツバロック音楽前期と
後期をつなぐ作曲家。ライプツィヒの聖トマス教会の楽長に内定していたが、
同性愛容疑で投獄、脱獄後イタリアでトロンボーン奏者、作曲家として活動した後、
1682年ドイツに帰国し、ヴォルフェンビュッテル宮廷楽長となった。

大バッハは教会カンタータ第27番終曲にローゼンミュラーのコラールを
そのまま用いている

2声から5声までの弦楽器のソナタ曲集は、ドイツ帰国直後にニュルンベルクで
出版された。おそらくイタリア在住中の作曲でイタリアバロック音楽からの影響が
色濃い。3声のためのソナタ第6番は、ヴァイオリン2挺と通奏低音のための曲で
7つの短い楽章が続けて演奏される。

共通テーマ:音楽